加圧トレーニングはどこまで筋肉を鍛えることができるのか

筋肉を短期間で増やし、体内の基礎代謝量を向上させ、燃焼しやすい身体を作るのに効果的と言われる加圧トレーニングは、ダイエットや健康増進を計る多くの方に人気のトレーニング法です。このトレーニングでは、どんな効果を得られ、具体的にどんな筋肉が鍛えられるのでしょう。これから加圧トレーニングにチャレンジしてみたいと思っている方や、興味をお持ちの方に、トレーニングによって筋肉がどんな風に変化できるのかをご紹介します。

 

加圧トレーニングで鍛えられる筋肉とは

まずそもそも、加圧トレーニングとは何かということからご紹介します。筋肉を鍛える場合、バーベルやダンベルなどで負荷をかけて行いますが、このとき負荷のかかった部位は、その中を構成する筋繊維が傷ついた状態になります。傷ついた筋繊維は修復されるのですが、その機能が繰り返され、傷に強い太くしなやかに育ちます。これが筋肉が付く仕組みなのです。

ちなみに、筋繊維には種類があり、表面的に見えているもの以外にも深部に身体のバランスを維持するのに重要なものもあります。加圧トレーニングは、圧力をかけてこうした筋肉を鍛えるのに効果的なトレーニングですが、表面的なものだけでなく、深部にも影響を及ぼすことができるのです。圧力を加えることで、筋肉や細胞にストレスが加わり、そのストレスによって脳内の成長ホルモンが促進されます。この結果、単に鍛えるよりも、全身がトレーニングされているような状態になるというわけです。

つまり、加圧トレーニングで鍛えられる筋肉とは、表面的に見える腕や肩、腹部など以外に、インナーマッスルや脳内までも鍛えることが可能であるというわけです。全身が鍛えられると、自律神経にも影響を与え、心が整ってくるために、トレーニングに集中することができて、より短期間で効果を得ることも可能になるのです。

 

どのタイミングでやるべきか

では、こうした加圧トレーニングは、どんなタイミングで行うのが効果的なのでしょう。人間の身体が鍛えられるのには、生活習慣やその時間帯とのタイミングが大変重要なのをご存知でしょうか。例えば寝不足の状態のとき、トレーニングをしてもあまり鍛えられないものなのです。それは、脳内のホルモンバランスが乱れているためです。身体はどんなに筋繊維を刺激し、負荷をかけても、全身のバランスが整っていなければ、努力に見合う効果を得ることが少ないのです。

こうしたバランスに加えて、食事をとってからどのくらい時間が経過しているのか、また起床してからどのくらい時間が経っているのかということも、考える必要があります。一般的には、起床後2時間程度経過してからの方が、脳内のアドレナリンや成長ホルモンが促進されやすく、食後2時間は経過している方が筋繊維を育てやすいと言われています。

更にこれに加え、トレーニング後には良質のたんぱく質の摂取が必須になります。これらを勘案すれば、筋肉を育てるのに効果的なタイミングは、起床し食事をとって、おおむね2時間程度経過した頃といえます。トレーニング後には食事をとれる状況下にあれば、なお良し、と言えそうです。

 

加圧トレーニングによってどこまで鍛えられるか

こうした加圧トレーニングによって、具体的にどこまで筋肉を鍛えることができるのかということについてですが、まず個人差があるということを前段に御理解していただきたいです。そのうえで、鍛えられる幅についてですが、本人のやる気さえあれば、どこまでも筋繊維は成長することができます。例えばアスリートは、自分の競技に必要な筋繊維を、必要な量まで高めることができます。またボディビルダーなど、見せる身体を作る人達も、自分が必要だと思う量まで筋繊維を鍛えています。

つまり、本人が欲しいと思うところまで筋繊維を増やすことは可能なのです。ここで最も重要なことは、努力と継続です。圧力をかけてトレーニングを行うのは、大変負荷の大きなトレーニングになります。キツイと感じるトレーニングも多いのです。しかし、筋繊維のトレーニングは、1日でも休めば1歩後退してしまうものです。キツイと感じても、諦めず継続することは、筋繊維を増やすのに欠かせません。

そしてもうひとつ「こんな身体になりたい」と夢を抱いたのなら、その夢を掲げて努力をし続ける気持ちを維持することです。この気持ちさえあれば、加圧トレーニングがキツイものであっても、トレーニングを続けることによって身体を鍛えることは可能であると言えます。

 

まとめ

加圧トレーニングは、圧力を身体にかけて行うため、通常のトレーニングよりも負荷が大きく、キツイと感じやすいトレーニングでもあります。しかし、他のトレーニングよりも比較的短期間で効果を得ることができ、圧力のおかげで、比較的筋肉の付きづらい女性でも効果を実感しやすいものでもあるのです。大切なことは、トレーニングによってなりたい自分の理想像をしっかりと掲げること、そしてその理想像に向かって愚直に努力を続けることなのです。その努力を継続すれば、自分の身体がここまで鍛えられるのかという感動を手にすることも可能です。