赤い斑点が出る意味とは?加圧トレーニングの効果や特徴をご紹介

筋力増強には最適な加圧トレーニングですが、トレーニング後に皮膚の上に赤い斑点が現れるという意見をよく聞きます。斑点の正体や原因をご紹介します。斑点が出やすい人と出にくい人の差は、個人の体質であったり、トレーニング中の状況による差で決まるようです。トレーニング中に起こる可能性があるトラブルや、より効率よく筋力アップを図る為にしておくべき事やケア方法についても、併せてご紹介します。

トレーニングを始める前に知っておくべき情報が満載です。

赤い斑点が出る原因って?

加圧トレーニングを行った後、赤い斑点が体に現れる事があります。初めてトレーニングした人にとっては、見た目にも少し不気味に感じますし、体への異変が現れると、トレーニングに不安な気持ちも覚えるものです。この赤い斑点の正体は一体何なのでしょうか。

結論から言うと、斑点自体には問題はなく、心配する必要のないものです。斑点は点状出血と呼ばれるもので、毛細血管が破れて起こる現象です。斑点の出現は主に加圧ベルトを巻いていた下部分に現れます。斑点が出るのは、加圧トレーニングを行う事によって一気に血流がいきわたり、普段はあまり使用されていない毛細血管が壊れてしまう事が原因です。体質的に毛細血管が弱い人や硬い人であったり、長時間トレーニングを継続した場合に出やすいなど、人や状況によって出方に差が生じます。

毛細血管が壊れても大丈夫なのだろうかと不安に感じる人もいるでしょうが、点状出血が出たからと言っても特に体に異常が起こる事もなく、数日程経てば自然に元通りになりますし、トレーニングを続けていく内に徐々に血管も鍛えられていくので、斑点も出にくくなると言われています。見た目がインパクトがあるので、どうしても不安を感じる人も多いですが、実質的な被害があるわけでもないので心配いりません。ただし、直ぐに斑点が無くなるというわけではなく、数日間程度続くので、肌を露出したり、外見で支障をきたすような場合はトレーニング自体を控えた方が良いでしょう。

点状出血に関しては自然に治るものなので特に注意が必要はないのですが、それ以上に気を付けるべきなのは静脈血栓についてです。加圧の力が強すぎたり、長時間加圧しすぎると血栓ができてしまう場合があり、危険です。点状出血などは目に見えますが、血栓は見た目では中々見えないので気が付いた時には深刻な事態に陥っているなんて事も大いにあります。トレーニングを行う際は必ずトレーナーの指示の下で加圧を調整して貰い、時間配分に意識しましょう。

加圧トレーニングで得られる効果

何かと話題の加圧トレーニングですが、具体的にはどのような効果が得られるのでしょうか。トレーニングによって得られる効果をご紹介します。

短時間で筋肉が鍛えられる

加圧トレーニング最大のメリットともいえるのがこれです。血管に一定の圧力を加える事によって直ぐに遅筋が酸素不足となり、その結果速筋が活動し始めます。速筋は通常大きな負荷をかけなければ活動しにくいのですが、加圧トレーニングは人工的に血流に制限をかけているので脳が無酸素運動をしていると錯覚し、短時間且つ低負荷でも速筋が鍛えられるのです。遅筋と速筋の同時を鍛える画期的な加圧トレーニングは、リハビリなどにも活用されており、高齢者や力の弱い女性であっても筋力増強が見込めるトレーニング方法として知られています。

血行促進

加圧と除圧を繰り返す事で、血行促進効果が得られます。先にも紹介した赤い斑点が出るなどの症状も、言い方を変えれば血管を鍛えているとも言えるでしょう。血行促進は冷え性や肩こりなどの改善にも繋がります。また、血管は加齢によって徐々に弾力が失われていくものですが、定期的に加圧トレーニングを行っていると、血管の柔軟性が増し、若々しい血管を維持する事が可能です。

部分痩せが可能

シェイプアップ目的で筋トレしていても、落としたくない部分の肉まで落ちてしまった、反対に絞りたい部分が絞れない、などの悩みを抱えている人は決して少なくはないでしょう。体全体の筋肉を鍛えるトレーニングを行ってしまうと、必要のない部分まで痩せてしまったり、落としたい部分を集中的に落とす事も難しいですが、その点加圧トレーニングは常に専門のベルトを該当箇所に巻き、そこを中心としたトレーニングを行うので、スマートに部分痩せが可能です。

トレーニング後のケアについて

加圧トレーニングを効果的に行う為には、トレーニング後の行動が大事です。ダイエット目的でトレーニングをしているならば、ジョギングや水泳といった有酸素運動を行うとよりダイエット効果が高まります。加圧で筋トレをすると通常以上に成長ホルモンが分泌されます。成長ホルモンには脂肪を分解する働きがあるので、トレーニング後の有酸素運動は必須と言えます。特にトレーニングから2時間後に脂肪分解量がピークに達するので、それまでの時間を活用して有酸素運動を行うと効果が上がります。トレーニング後にはお風呂でゆっくりマッサージを行うのもおススメです。湯船にゆっくりと浸かり、疲れた筋肉を優しく揉み解していくだけでも心身ともにリラックスできます。また、冷え性やむくみが気になる人は湯船でマッサージすると血行が促進される上、筋肉の緊張も解きほぐせますので一石二鳥です。

トレーニング後のケアも大事ですが、トレーニング前の行動も重要です。トレーニング中はたくさんのエネルギーを消費するものです。空腹状態でトレーニングをすると、貧血を起こして倒れる事もあり大変危険です。トレーニングする際は空腹状態を避け、栄養を補給しておく事が大事です。トレーニング中に胃腸に負担をかけないように、なるべく消化が良い物で、且つエネルギー源となる糖分を多く含んでいる物が良いでしょう。例えばバナナやリンゴなどの果物がおススメです。

食後は大体30分から2時間程度時間を空けてトレーニングを始めてください。トレーニング後は栄養を吸収しやすい体になっているので、筋力が上がる食事を心がけましょう。例えば筋肉増強を図る為には、たんぱく質の摂取が非常に効果的です。中でもプロテインは吸収しやすく、効率的にたんぱく質を補給してくれるので最適。肉や魚の他にも、牛乳やヨーグルトといった乳製品の摂取もたんぱく質を多く含んでいる上、疲れた体でも摂取しやすいので最適です。

まとめ

加圧トレーニングは通常のトレーニング以上に効率よく筋力増強が図れますが、一方で、強制的に血管を圧迫し血流を制限するという方法に不安を覚える人も少なくないのではないでしょうか。実際、トレーニング後に異常が体に現れた場合は、更に不安も増しますよね。

今回紹介した肌に現れる赤い斑点は、毛細血管の破裂によって出来た斑点であり、体に特に異常は現れませんので安心出来ますが、ただし、トレーニング中に斑点以外の症状や異常が現れた場合は、トレーナーや医師に相談する事が大事です。

安心安全に気を付けて、より健康的な体を手に入れましょう。